滑川市立寺家小学校

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5-1メダカニュース

2017年06月27日

稚魚が生まれたよ!

5月下旬の某日、あるグループでついに稚魚が生まれました。その小さく、元気に泳ぐ姿に子供たちは「かわいい」とくぎ付けになっていました。「なんか(稚魚の)おなかがぷっくりふくれている」とある子が気付きました。その気付きのおかげで、おなかのふくろの栄養をつかっているので、生まれて2~3日はえさを食べないのだということを確認することができました。子供たちの観察力は本当にすばらしいなと思います。ある保護者の方から、「メダカの稚魚が生まれて、みんなで命の誕生を見ることができたことは貴重な体験ですね」という言葉をいただきました。生き物を飼うことは大変です。しかし、子供たちは命と真剣に向き合い、命を通して、たくさんのことを学び、感動しています。保護者の方の言葉に、理科の学習なのですが、本当によい体験、よい学びをしているなと感じました。

 

メダカがどんどん死んでいく・・・

ある日突然、メダカがぱたぱたと死にました。前日、ものすごい雷だったため、「雷だったから死んだんじゃない?」「でも雷だったら全部のメダカが死んでいるはず」とメダカの死因について会話が繰り広げられました。「水槽の水がなんだか白っぽいような気がする」「水槽に黒いカビのようなものが付いている」「メダカのヒレに白っぽいものがついている」「メダカからなんだか糸のようなものが垂れ下がっている」「これはおかしい。白点病っていう病気かも!」「イカリムシ病らしい」「白点病の治療方法は塩水につけたらいいんだって」など、ある子が本で調べて教えてくれました。さっそく子供と一緒に水替えをしました。治療用にペットボトルで専用の部屋を作り、塩を入れました。生きているメダカを別の水槽に移し、水槽やろ過フィルターを洗いました。何とか助かってほしい!子供たち全員が思っていたことです。

 

助っ人登場!

AQUA World「パンタナル」の翁さんに来ていただき、「メダカの教室」を行いました。世話の仕方やメダカにとって住みやすい環境作りを教えていただきました。硝化バクテリアが少ないために水が白く濁ることを知り、バクテリアを増やすことの大切さを学びました。後半は翁さんに各グループの水槽を回っていただき、これからの世話に生かすことができるポイントをたくさん質問することができました。「メダカ目線で考える」ことの大切さを学んだ子供たち、そして担任でした。

 

たまごを観察したよ

6月6日、新しく買ってもらったばかりの解剖顕微鏡を使って、メダカのたまごを観察しました。レンズを覗く子供たちの表情は真剣です。「あっ!!あった!!かわいい!!!」変わって変わってと順番待ちの子供たち。肉眼で見るよりもはっきりとメダカの目や心臓が見え、小さな命の様子をしっかりと観察することができました。あるグループのたまごの周りに赤い虫がたくさん付いていました。「このたまごは大丈夫なのかな…」「虫をとることはできないのかな…」と心配している子供たちです。

 

 

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